Selenium IDEの拡張 基礎編
今日こそSelenium IDEを拡張します。
拡張の仕方
Selenium IDEを起動して、「オプション」→「設定」→「一般」タブに、「Selenium Core拡張スクリプトのパス」という欄でJavascriptファイルを指定します。
拡張スクリプトの書き方
Seleniumのサイトにユーザが作った拡張スクリプトがあるのでそれをそのまま使っても良いです。
サイトに上がっている拡張スクリプトやSelenium IDE自体のスクリプトを参考にして,自分でスクリプトを作ってみるのもよいでしょう。
今日は簡単なコマンドの作り方を紹介します。
コマンドの追加
追加するJavascriptのファイルの中で、「Selenium」のプロトタイプに「do〜」という名前で関数を代入するとコマンドが追加されます。
例)logTestコマンドの追加
Selenium.prototype.doLogTest = function () { LOG.info('test info'); };
さらっと書いていますが、「LOG.info()」でSelenium IDEの「ログ」に文字を出力できます。
また「LOG.error()」で赤字で文字を出力します。
Selenium.prototype.doLogTest = function () { LOG.info('test info'); LOG.error('test error'); };
基本はこんな感じです。
サイトに上がっているスクリプトを見ると実行中のテストケースやコマンドを操作できたりするようです。
そのあたりに関してはまだ勉強不足なので、またいつか書きますー。
ではまた会う日までー